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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第13章 女たちの反応
反町の場合、自分が提案した内容だけに、責任重大。まさか、ここで娘や妻を誘導できなかったらどうする?と思いつつ、お見合いパーティーで良い人に出会えず、ため息まじりに帰宅した娘と、お見合いパーティーの結果を聞いて消沈する妻を見て、今が好機と判断した反町。

「ま、クヨクヨしない。『待てば海路の日和あり』だ」

と、夕食の際に話した反町。

「パパはそういうけどね。もう、わたしも決めたいわ」

婚活に疲れた娘が嘆くと、

「そうだな。とはいえ、葬式は一人でできるが、結婚式は二人でないとできないしな」

と、どこかで聞いたような言葉を吐いた反町。

「何なのその言い方!」

睨む娘の沙織。

「結婚の相手選びは慎重にしないとな。『果報は寝て待て』『慌てては事を仕損じる』ともいう。ゆったりとした心で、気に入ってくれる男性が現れるのを待つのも方法だ。慌てていると足元を見透かされる」

婚活に疲れて、投げやりになりそうな娘に話しながら、

「そういえば、資産運用の得意先に聞いたのだが、当たりという男もいるそうだ。アラサーでポルシェ パナメーラに乗って、Louis Vuittonのカプシーヌを持ち歩く専業主婦というのもいるそうだからな」

と、我ながら、メンバーに伝えたままを言って、少し恥ずかしい反町。

「え~?当たり?」

驚く沙織。妻の聖子も、

「結婚に当たりね。まあ、宝くじに当たるくらいの確率で良い男もいるかもしれないけど、なかなか手が届かないわ。わたしには、あなたくらいがちょうど」

と、腐された反町。

「おい、どういう意味だ」

聖子を睨む反町。

「そんな当たりがあるなら、もっと婚活、頑張ってみようかな」

沙織は、やる気が出てきた様子。

「というか、当たりを沙織に紹介してよ」

反町を睨み返す聖子。

「そうだな。なかなかそういうのは結婚してしまっているからな」

呟く反町に、沙織が、

「そのあたりの男性はどんな人なの?」

と、聞いた。反町は、

「歯科医だ。今度、この近くに開院予定だが、今もここの医院長をしている」

と、スマートフォンで『みかこ』の夫が医院長をしている歯科医院のホームページを見せた。

「え?なに、この男前」

反応を先にしたのは、沙織ではなく聖子。
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