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わたしの課外授業
第2章 かけこみ寺
 「おや、一乗寺先生。どうなさいましたか。先生がメスになりたいと私のところにおいでになるなんて」

 学園に勤務している女性教師は、勤務中に発情したときの駆け込み寺になってくれる男の人を何人か見つくろっている。わたしがお願いすることが多いのは教頭先生。

 「もう…そんな他人行儀に…。イジワルおっしゃらないでください。一乗寺、発情してしまいました。性欲処理、お願いします」

 教頭先生はわたしが高校部のときの担任の先生。その後、進学してからの教育実習のときも指導教官としてお世話になったし、学園に教師として採用されてからも何かと面倒を見てくれている。

 「ちょうどいま、お一人処理してさしあげたところだったのですが、それでもよろしいのですか?」

 膣内で激しく精液を噴き出されたかったが、わたしだけの教頭先生でもないからそれは諦めよう…というか、射精した直後であっても並みの男の人よりは段違いの量と勢いだからあまり関係ないのだけれど。

 「はい、もちろんです。ただでさえお忙しいのですから、処理していただけるだけで十分です」
 「その『十分です』がこわいのですがね…。仕方ありませんね。発情した一乗寺くんをそのままにしてはおけませんからね」

 教頭先生がズボンを脱いでソファーの背にかけていく。わたしも同じようにスカートを脱いでいく。学園内でセックスするときは全裸にはならないのが不文律になっている。

 「それにしても、家で琳太郎くんとヤってないのですか? …ああ、これはまた愚問でしたね。一乗寺くんの性欲はあの琳太郎くんですら持て余すのですから」

 琳太郎というのはわたしの夫。夫と引き合わせてくれたのも教頭先生だった。だから仲人みたいなもの。でも二人で話をするときはわたしのことを旧姓の『一乗寺』で呼ぶ。

 「どうします? 一乗寺先生。即ハメしますか? ちょっとお味見でもされますか?」

 ビキニパンツを脱いで下半身だけ裸になった教頭先生の股間には黒々とした肉棒がそそり立っている。

 「ではせっかくなのでお味見させていただきます」
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