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わたしの昼下がり
第41章 井戸端会議(2)
 「あら、貴女はずっと若いんだし、奥さんがその気になればすぐじゃなくって?」

 今度は△本さんがわたしを冷やかしてきた。△井と初めて関係を持った日、もしわたしが家にいなければ、△井は△本さんの家も訪ねていたはず。そうなっていたら、どうなっていたのだろう。△本さんのお腹は、もっと早く大きくなっていたのだろうか。

 「そうよそうよ。奥さんさえその気になれば。ねぇ」

 □田さんも大げさに頷いている。

 「ねえ、わたしもあやかりたいわ。お腹触っていいでしょ? 貴女も一緒に」

 □田さんと二人で△本さんのお腹を触る。そういう目で見てみれば、やはりいくらか膨らみ始めている。

 いまわたしが孕むことがあるとすれば、その子種は間違いなく△のものだろう。体温には気を付けてはいるけれど。

 「いよいよ男の子かしらね」
 「さあ、どうかしら」
 「貴女も次は男の子が欲しいんじゃない?」
 「それは…授かりもの…」
 「男の子が欲しいときは上になるといいんでしょ?」

 ”授かりものですから…”とわたしが言うのも聞かず、□田さんが口を挟んでくる。

 「やぁねぇ。”上になる”とかじゃなくて、深いか浅いか…でしょ」

 △本さんが苦笑いしている。

 「あら、じゃあ、合ってるじゃない。ねえ?」

 また同意を求められた。笑ってごまかしながら、△井から男の子を授かることを想像してしまった。

 「どっちになりそうなの?」
 「忘れちゃったわよ」

 そんな会話をしているうちに回収車がやってきた。わたしが出したゴミ袋も車に投げ込まれていく。昨日、△井はわたしの中に放っていった。

 △井に跨って奥深く挿し込まれた肉棒。子宮の入り口にはまり込んだ先端から勢いよく噴き出される白い液体。割れ目からあふれてくる△井の名残りを、箱から何枚もティッシュペーパーを何度も抜き取っては拭き取っているわたし。そんな姿を眺めながらタバコをふかしている△井。

 丸めた何個ものティッシュペーパーや何本もの吸い殻。そんな痕跡も一緒に詰め込んで固く口を縛ったゴミ袋。今日、明日のうちには、夫ともしておきたい。

 (シたいなら勝手にやってくれ)とばかりに仰向けに寝たままの夫。同じ体位なのに深さも満足度も違うけど。それでも固くなってくれさえすればいい。 
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