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わたしの昼下がり
第22章 連れ込み旅館で(2)
 続けて”きっと、こういうところには、何度もいらっしゃているんでしょうね”…そんなことを、いよいよ言われそうな気がしました。もう見抜いているからなのかもしれませんが、とにかく無用に深く詮索してこないのは、いつもの△井でした。

 …その日、わたしたちは時間まであと二回、浮気マンコ…いえ『本気マンコ』を繰り広げました。枕元のお盆に置かれていたコンドームも使うことはありませんでした。

 「今度は『登校日』ですかね。楽しみにしていますよ」

 △井が、使わなかったコンドームを手に取ると、わたしに渡しました。隣の部屋もいつの間にか静かになっていました。

 帳場に向かう途中の部屋からは、また別のカップルの声が漏れ出ていました。カップルと言っても女の人の声だけですが…。わたしも同じような声を上げていたのかと思うと、いたたまれないような気持ちになりました。そんな気持ちを△井が察したようです。

 「この前も申し上げたじゃありませんか。奥さんも生身のオンナなんです。夫や子供に悟られぬように性欲を処理するのも、良妻賢母の嗜みですよ」

 連れ込み旅館に入る前から、今度は娘の登校日に…などと、次の予定…△井が言うには『性欲処理』の日取りまで決めているのに、いたたまれないような気持ちを感じる資格などないかもしれないと思いました。ましてや『良妻賢母』だなんて…。

 △井とは旅館を出たところで左と右に別れました。来るときには気が付きませんでしたが、同じような旅館が4、5軒あるのがわかりました。振り返ると、△井の姿はくねった道の向こうに消えていました。わたしは映画館へ向かいます。終演の時間には間に合いました。映画館のロビーで娘たちと落ち合いました。手にはデパートの紙袋を提げて。

 「映画、面白かったよ」
 「そう、よかったわね…」
 「お話が三つあったの」

 映画は三本立てだったようです。

 「どんなお話だったの?」
 「ええとね、ひとつ目はね…」

 男の子向け、女の子向け、そして家族向けといった三本でした。
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