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わたしの昼下がり
第23章 登校日(1)
娘たちの登校日になりました。夫が会社に行き、娘たちも学校に出かけていきました。わたしはすぐにピンク色のタオルを、いつものようにベランダに掲げました。ほどなくして△井が訪ねてきました。
「久しぶりに見たような気がしますよ。幸せのピンクのタオル。今日は井戸端会議もなくてよかったですね。お嬢ちゃんたちのお帰りはお昼でよかったんでしたね?」
「はい…」
「じゃあ、三時間はヤれますね。添うと決まれば焦りは禁物…」
△井がタバコに火を付けます。わたしは、灰皿を△井の前に置きました。
「先日はありがとうございました」
「お嬢ちゃんたち、満足されてましたか」
「はい。喜んでいました」
娘が、映画を観たことを作文に書くと言っていたことまでは言えませんでした。冷蔵庫から麦茶を出してグラスに注ぎます。
「お菓子のほかにもいただいてしまって…」
△井がニヤッと笑います。連れ込み旅館で渡されたデパートの手提げ袋には、菓子折りの箱の下に封筒のようなものが入っていました。
「奥さんに似合うんじゃないかと思いましてね…」
家に帰って封筒を開けてみると、入っていたのは透明の袋に包まれた女物の下着…。その形とデザインに、娘の目に触れないように慌てて封筒の中に押し込みました。あのデパートで買ったとは思えないような、上品とはとても言えない形とデザインの…。娘に、もちろん夫にも見つからないように、下着の入った引き出しの奥にしまったのでした。△井は煙を吐いて、吸い殻を灰皿で捻りつぶすとネクタイを緩めます。
「連れ込み旅館もよかったが、やっぱりこちらに伺うのも捨てがたいものがありますね。普段着の奥さんと、ついさっきまでご主人もお嬢ちゃんたちもいらっしゃった奥さんのホームグラウンドでハメると思うと、『浮気マンコ』の気分が高まりますからね…」
△井の視線に全身を舐めまわされているようです。
「ご主人とはなさってますか…」
”なさっている”などつゆほども思っていないのに、△井はいつもそう言います。△井が椅子から立ち上がりました。
「お嬢ちゃん、お二人とも奥さんに似ていらっしゃる。きっと美人になりますね」
「久しぶりに見たような気がしますよ。幸せのピンクのタオル。今日は井戸端会議もなくてよかったですね。お嬢ちゃんたちのお帰りはお昼でよかったんでしたね?」
「はい…」
「じゃあ、三時間はヤれますね。添うと決まれば焦りは禁物…」
△井がタバコに火を付けます。わたしは、灰皿を△井の前に置きました。
「先日はありがとうございました」
「お嬢ちゃんたち、満足されてましたか」
「はい。喜んでいました」
娘が、映画を観たことを作文に書くと言っていたことまでは言えませんでした。冷蔵庫から麦茶を出してグラスに注ぎます。
「お菓子のほかにもいただいてしまって…」
△井がニヤッと笑います。連れ込み旅館で渡されたデパートの手提げ袋には、菓子折りの箱の下に封筒のようなものが入っていました。
「奥さんに似合うんじゃないかと思いましてね…」
家に帰って封筒を開けてみると、入っていたのは透明の袋に包まれた女物の下着…。その形とデザインに、娘の目に触れないように慌てて封筒の中に押し込みました。あのデパートで買ったとは思えないような、上品とはとても言えない形とデザインの…。娘に、もちろん夫にも見つからないように、下着の入った引き出しの奥にしまったのでした。△井は煙を吐いて、吸い殻を灰皿で捻りつぶすとネクタイを緩めます。
「連れ込み旅館もよかったが、やっぱりこちらに伺うのも捨てがたいものがありますね。普段着の奥さんと、ついさっきまでご主人もお嬢ちゃんたちもいらっしゃった奥さんのホームグラウンドでハメると思うと、『浮気マンコ』の気分が高まりますからね…」
△井の視線に全身を舐めまわされているようです。
「ご主人とはなさってますか…」
”なさっている”などつゆほども思っていないのに、△井はいつもそう言います。△井が椅子から立ち上がりました。
「お嬢ちゃん、お二人とも奥さんに似ていらっしゃる。きっと美人になりますね」

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