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わたしの昼下がり
第2章 井戸端会議
 最近売り出してきた〇沢〇雄。歌手だったり俳優だったり。わたしは昨日の男が□田さんが言う〇沢〇雄に似ているとはまったく思っていなかったので、どこをどう見れば〇沢になるのか戸惑ってしまいました。少なくとも年齢が違い過ぎるでしょう。△本さんとわたしをもっと残念がらせようという魂胆なのでしょうか。

 「んもう、残念だわ。そんなにいいオトコなんだったら会いたかったのに」

 △本さんが□田さんの気持ちを察して話に乗ってあげています。

 とにかく『〇沢』が□田さんの家を訪ねてから階段を上がって一つ上のうちに来たのだろうことはわかりました。そして『うちは…来ませんでした』なんてただの嘘。『〇沢』がうちの一つ上の階の△本さんの家を訪ねなかったのは、わたしがうちにくわえ込んでしまったから…。なんでも正直に告白しなければいけない義理ももともとないのですけれど。

 だから『どんな人だったのかな』なんてもっと嘘。□田さんが『〇沢』にどういうモーションをかけたのかわかりませんけれど、いえ、かけたかどうかもわかりませんけれど、とにかく『〇沢』が□田さんのところで引っかからなくてよかった、と思いました。

 うちを訪ねてきたセールスマン…もちろん名前は『〇沢』などではなく、差し出された名刺に書いてあった名前は『△井』でした。□田さんにはちょっと悪い気もしますけど、△井の眼にはわたしの方が好みに映ったのでしょう。それとも、□田さんをやり過ごしてきた次のところで妥協しただけなのかもしれませんけど…。とにかく、すぐそこにあるゴミ袋には『〇沢』との名残りのティッシュペーパーがいっぱい入っているのは確かなこと…。
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