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寝取られライブ中継
第2章 ライブ中継の始まり~試された和美~
3人は店を出た。

ニックと和美が、身を寄せ合って歩いている。
大声で英語で話しながら、じゃれるようにフラフラと歩いて、
体をぶつけ合う二人。
大げさに、何かを言いながら、声を上げて笑う和美とニック。

慎也のカメラは、そんな二人を後ろから追っている。

ニックの手が、和美の尻に触れる。
ボディタッチ。
和美が大げさに騒ぎ、ニックをバッグでたたく。
もちろん、本気ではない。
じゃれあっているのだ。

おいおい、和美。
お前、ケツさわられて、喜んでんじゃねえよ。
外人ともう完全に体くっつけて歩いているじゃないか。

和美も、まさかオレからこうやって、
見られているとは夢にも思っていないだろう。

オレが見ていないところで、こういう事やる女なんだ。
あいつ、
オレは完全に頭に血が上っていた。

慎也がこっそり、カメラに向かって言う。
「先輩、バッテリーが無くなってきました。
これから、ニックの部屋に行くから、そこで電源を繋いでまた配信します」
これから、あいつの部屋?
大丈夫かよ。
おい、和美!

オレはあせった。
後悔した。
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