この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
誰にも言えない、紗也香先生
第2章 3回目のレッスン
と、その時、

おばちゃんの声が階下から届いた。
「ごめんねぇ、先生! 鍵が届いたよ! それとね、今来てるお客さんが、先生の結び方見たいって…」
私は一瞬、固まった。
焦る私に、勇くんが静かに言った。

「顔、隠せば大丈夫です」
彼は引き出しからマスクを取り出し、私の顔にそっとかけてくれた。
「先生の目、そこはそのままがいい」
そんな言葉を残して、彼は先に階段を降りていった。

1階には、柔らかく笑う女性と、落ち着いた雰囲気の中年の男性がいた。
女性はマスクの私に一礼し、まっすぐに目を合わせて言った。
「きれいな結び方ですね。…あなたがやったんですか?」
その声には、なぜか懐かしい響きがあった。
私は息を呑む。
この人…どこかで…
/57ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ