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誰にも言えない回顧録
第1章 32歳 専業主婦
暗がりの中じっと見つめられることの恥ずかしさであったり、あるいは匂いをかがれたりする不安への想像くらいしかしていなかった。

だというのに。
予感もなく、突然に秘裂をなぞり上げた柔らかな舌先の感触に思わず大腿筋が疼く。
ただ舌先だけが、音も立てずに潤んだ溝壁の膨らみを滑るように舐め上げる。

押し殺していた呼吸が刹那に荒ぶり、ぐっと堪えたせいで息が詰まる。
咳込みたい。
大きく吐息を吐き上げたい。
だがそうすれば反応している自分を曝け出してしまう。
喰いしばった唇の端を小さく緩め、細く静かに暗がりの虚空に吐き出すことで私は辛うじて自分の静寂を保っていた。

時間の問題かもしれない。
このまま舌先が、、いずれ過敏な肉芽を捉え転がし始めでもしたなら、、もう私は耐えられない気がする。
全身の筋肉が未知の快感に僅かに震え出す。止められない。
のみならずさらなる高みを予感して意図せず不規則に硬直してしまう。
私の葛藤を見透かしているかのように義叔父は時間をかけて舌先で念入りに溝肉の周辺を味わっていく。

このまま続けられたら、本当にどうしようもなくなってしまう。
熟睡しているところを淫らな悪戯を仕掛けてきたのは彼のほう。
不意に目を覚ましてみせて悲鳴を上げてでもしてやれば、上階で寝ている家族たちにも聞こえるはず。
露見した上では、誰がどう見てもなじられるべきは義叔父だけ。

だけれど。
このままあからさまに絶頂してしまうようなことになれば「拒みもせずに嬉々として受け入れていた」事実を他ならぬ義叔父自身に知られてしまう。
もはや立場が対等になってしまうどころか、むしろ逆転してしまうようにすら思えるではないか。

もっと味わいたい。続けてほしい。
でもやめて。これ以上は我慢できない。
今拒み切ってしまえば私は熟睡したままであったふりがそれでも出来るはず。
暗闇の中で葛藤が渦巻く。

舌先が溝肉を優しくえぐり、秘裂の粘膜を押し分けるように忍び込んでくる。
頭の中が白く靄がかかったように感じる。
本当に、本当に何も考えられなくなる。

そして。
不意に顔を起こした義叔父が私の尖り切った肉芽を舐め上げた。

・・・・・!!
想像を遥かに超えた快感が下半身を爆ぜさせた。
到底受け止めきれるものではなかった。

私は反射的に大きく咳込み、わざと大きく寝返りを打って義叔父を振り払った。
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