この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
誰にも言えない回顧録
第1章 32歳 専業主婦

目くるめく時間の果て。
私は静かに身を起こすと、脱ぎ散らかしていた着衣をかき集めて自分の布団に戻った。
全身汗みどろだったし、内腿からお尻までもべっとり濡れていたけれども、お構いなしにパンティを穿き、着衣もすべて着直してそのまま横になった。
気にすることはないのだ。どのみち洗濯物はまとめて持ち帰るのだから。
義叔父も身繕いをしていたはずだが、隣室に移った後は何の気配も感じられなかった。
まるでさっきまでのことが本当に夢の中の出来事であったかのように、辺りは静まり返っていた。
翌朝。
皆がめいめい起き出して階下に降りてきた。
まどろんでいたはずの義叔父も私も強制的に起こされる。
おはよう
何気ない挨拶を交わしながら胸がざわつく。
居並ぶ顔ぶれの中で、唯一血の繋がりのない者同士がこの空間で激しく睦み合ったのだ。
おばあちゃんと義叔母が朝食の支度を始める。
義父以下皆はなんとなくつけたテレビになんとなく見入っている。
おばあちゃんが普段見ている状態のままだから音量がやけにうるさい。
その音量が、なんとなくキッチンと空気感を隔てていた。
義叔父がリビングを出て洗面に立とうとするのを見て取った私は、さりげなくシャワーを浴びる支度をして後に続いた。朝シャワーは習慣だから義父も妹も気にはしない。
洗面台に立った義叔父が、ふと目をやった鏡越しに背後に立つ私に気付いた。
表情がみるみる固まる。
あ
シャワー浴びる、、かな?
探るように聞いてくる義叔父。
いいよいいよ、気にしないで。見られても平気だから。
さすがに成長してからは口だけだったにしても、幼いころから軽口として幾度となくやり取りしてきた戯言。
でも冗談めかして交わし続けてきた言葉は、この時のために重ねてきたのかとすら思えた。
義叔父が後ろ手にそっと引き戸を閉めた。
弾かれたように私は着衣を脱ぎ捨て全裸になった。
義叔父の視線が全身を這い回る。
少しだけだよ
言うなり私は義叔父の腕を取って自らの股間へ導いた。
今なら、と考えた瞬間、秘部が一気に潤んだことを知覚していた。
促されるまま秘裂に滑り込ませた指先に夥しいぬめりを悟った義叔父の顔が紅潮する。
義叔父が穿いていたハーフパンツを膝まで下ろすと、すっかり勃起した陰茎が現れた。
私は洗面台に両腕を突き、お尻を後方に差し出す姿勢を取った。
私は静かに身を起こすと、脱ぎ散らかしていた着衣をかき集めて自分の布団に戻った。
全身汗みどろだったし、内腿からお尻までもべっとり濡れていたけれども、お構いなしにパンティを穿き、着衣もすべて着直してそのまま横になった。
気にすることはないのだ。どのみち洗濯物はまとめて持ち帰るのだから。
義叔父も身繕いをしていたはずだが、隣室に移った後は何の気配も感じられなかった。
まるでさっきまでのことが本当に夢の中の出来事であったかのように、辺りは静まり返っていた。
翌朝。
皆がめいめい起き出して階下に降りてきた。
まどろんでいたはずの義叔父も私も強制的に起こされる。
おはよう
何気ない挨拶を交わしながら胸がざわつく。
居並ぶ顔ぶれの中で、唯一血の繋がりのない者同士がこの空間で激しく睦み合ったのだ。
おばあちゃんと義叔母が朝食の支度を始める。
義父以下皆はなんとなくつけたテレビになんとなく見入っている。
おばあちゃんが普段見ている状態のままだから音量がやけにうるさい。
その音量が、なんとなくキッチンと空気感を隔てていた。
義叔父がリビングを出て洗面に立とうとするのを見て取った私は、さりげなくシャワーを浴びる支度をして後に続いた。朝シャワーは習慣だから義父も妹も気にはしない。
洗面台に立った義叔父が、ふと目をやった鏡越しに背後に立つ私に気付いた。
表情がみるみる固まる。
あ
シャワー浴びる、、かな?
探るように聞いてくる義叔父。
いいよいいよ、気にしないで。見られても平気だから。
さすがに成長してからは口だけだったにしても、幼いころから軽口として幾度となくやり取りしてきた戯言。
でも冗談めかして交わし続けてきた言葉は、この時のために重ねてきたのかとすら思えた。
義叔父が後ろ手にそっと引き戸を閉めた。
弾かれたように私は着衣を脱ぎ捨て全裸になった。
義叔父の視線が全身を這い回る。
少しだけだよ
言うなり私は義叔父の腕を取って自らの股間へ導いた。
今なら、と考えた瞬間、秘部が一気に潤んだことを知覚していた。
促されるまま秘裂に滑り込ませた指先に夥しいぬめりを悟った義叔父の顔が紅潮する。
義叔父が穿いていたハーフパンツを膝まで下ろすと、すっかり勃起した陰茎が現れた。
私は洗面台に両腕を突き、お尻を後方に差し出す姿勢を取った。

