パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 児童虐待？

物心付いたか付かないかの頃だよ、オレんちには親父が２人いたね

要するに男の大人が２人いるんだよ家に、だけど同時に２人はいないんだよなあ...　親父が居る日はナゾの男は居ない

まあこれでもうわかるだろうけど、母ちゃんに男がいたんだよね

３才ぐらいになると記憶が結構残るじゃん。記憶映像として結構鮮明なんだけど

オレんち貧乏だったからさあ、昔の住んでた家は築何十年か知らんけど冬は隙間風びゅーびゅーよ、狼でも吠えてるかのような吹雪の音、夜中に一旦起きると怖くてもう眠れねえの

人から借りてたのオレんち、一戸建てなんだけど２階は持ち主の荷物だらけで閉鎖されてた

下の階は２LDKかなあ、英文字入れるとおしゃれだけど、LDKと６畳(?)の部屋２つ

６畳のうち一つは冬には寒過ぎて寝らんねえのよ、窓の隙間から雪が入ってくるから、雪が入らないほうの６畳に当時オレと弟とお袋と親父の４人で寝てた

親父は季節労働者ってのか、もともとソッチの人だからソッチに地縁血縁があって、冬の１０月ぐらいから翌年３月ぐらいまで働きに出て家に居ねえ

鰹だか鮪だかの遠洋の船乗ってたみたいよ、年末年始は帰って来てた

いっつも夜中に起きるわけでねえけど、たまに小便したくて起きるんだよね、そしたら横に寝てた筈のお袋が居ねえ

部屋の襖を開けたら居間だからさ、居間から灯りが漏れてるんだわ、母ちゃん居間にいるんだと思って、小便もしたいし襖を開けたわけ

開けたら母ちゃんとおっさんが居たね、顔知ってるおっさん、石油ストーブの横に敷いた布団の上でおっさんは素っ裸、ちんぽだらあーん ﾜﾗ そこは子供心に鮮明に覚えてる


これがオレ史上、記憶に残る初めての未知との遭遇だった