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巫女は鬼の甘檻に囚われる
第5章 逃避の代償

 すでにボロボロだった布が引き裂かれ、冷たい空気に晒された肌が震える。

 鬼は彼女の両腕を頭上で押さえつけ、逃げられないように拘束した。

「離してくださいっ…!」

「お前は俺のモノだと言ったはずだ。それを軽んじた罰を、今からたっぷり味わわせてやる」

 鬼の黄金の瞳が暗闇で爛々と輝き、彼女の裸体を見下ろす。逃げたことへの怒りと、それを上回る欲望が彼の動きを支配していた。

「…っ…も、もう…耐えられぬのです」

「……フッ」

 巫女の華奢な身体が震え、涙が頬を伝う姿に、鬼は満足げに笑みを深めた。

「この身体に……俺がどれほど執着しているか教えてやる」

 鬼はまず彼女の胸に顔を寄せた。柔らかな膨らみに舌を這わせ、桃色の突起を口に含む。長い舌がねっとりと絡みつき、唾液で濡らしながら執拗に舐め上げる。

 巫女は嫌悪と快感が入り混じった感覚に耐えきれず、小さな声を漏らした。

「んっ‥‥んん‥‥やめ、て……」

「クク……嫌がる顔も良いものだ」

 鬼は片方の胸を舐めながら、もう片方を指で弄び、彼女の反応を愉しんだ。

「んんっ…ん…//」

 突起を軽く噛み、吸い上げると、巫女の身体がビクンと跳ねる。それでも彼女は唇を噛み、声を抑えようと必死に抗った。

 次に鬼の舌は下へと移動し、彼女の腹を這い、秘部へと近づく。

 巫女は太ももを閉じようとしたが、鬼の強い手で強引に開かれ、逃げ場を奪われた。鬼は彼女の性器に顔を埋め、長い舌をゆっくりと這わせた。

 ヌル....クチュッ
 クチュッ....クチュ....

「‥‥ぁ‥‥はぁぁ‥‥っ、‥‥‥ぁぁ」

 花弁を舐め上げ、敏感な蕾を軽く弾くと、彼女の身体が震え、可憐な声が漏れ出す。


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