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午後四時までの性隷
第4章 ひとつ増えた日課
翌週、また資源ごみの日が来ましたが、私は出しませんでした。

明らかな故意です。

誰も開けない私のクローゼットの奥にしまい込みました。

奥さんがいる男性のみなさん。

普段絶対手をつけない場所には、意外なものが眠っている可能性がありますよ。

さて、私は寝室であやめさんの緊縛ヌードを見ながらオナニーをすることが習慣付いたのですが、どうしても物足りないのです。

縄で縛られるのを経験したくなりました。

かといって、夫にそんなことをいう勇気はありません。

私はスマホで縛り方を調べることにしました。

意外と一人でもできそうです…。

縄は手元にありませんでしたが、資源ごみの紙ゴミを出すときに使う、麻紐がありました。

まだ下ろして間もないので、ほぼ一玉あります。

それを使って自縛をするのです。

今まで、麻紐を紙ゴミを縛る以外に使ったことはありませんでした。

ザラザラっとした感触に、思わず全身がゾクッとしました。

これを身震い…、いえ…、武者震いというのでしょうか。
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