この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
午後四時までの性隷
第10章 平日午前のデパート
喫茶室の向かいからちらっと覗いた店内は、まだガラガラ。

男性客が三組いるだけでした。

その中のひとり、喫茶室の一番奥にあるボックス席に座っていたスーツ姿の男性が立ち上がりました。

こちらに向かってきます。

身長は170台後半といったところでしょうか。

短めに整えられた髪。

浅黒い顔。

がっしりとした上半身。

ぱっと見、30代前半。

私と年齢はほとんど変わらないように見えます。

その容姿はメッセージでやり取りして教えてくださった榎木さんそのものでした。

目の前で歩みが止まり、微笑みながら言ってくれました。

「アイさんですね。今、メッセージ受け取りました」

スマホの画面を私に見せます。

そこには今、私が打った「着きました」と書いてあるメッセージが映っていました。

「はじめまして、榎木です」

「ア、アイ…で、です」

緊張のあまり固まってしまっていたのですが、榎木さんが「さあ、こちらへ」と丁寧にエスコートしてくださったおかげで、どうにか歩みを進めることができました。

私が入り口を背にして向かい合わせて席に着いても、視線を合わせることができません。

あれだけメッセージでやり取りをしていても、いざ顔を合わせたとなると、どうしていいのかわからないのです。
/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ