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異次元バーチャル裸島
第6章 この世では結ばれない関係の2人
しかし僕も尚美も、大学生。
尚美が就職すれば活路が開けそうだが、親から
「就職禁止、花嫁修業をして大学を卒業したらすぐに嫁げ」
と言われている。
僕も事情は同様で、親からアルバイトを禁止されていた。

「裸島を作るしか、ない」
僕は、尚美に提案した。
しかし尚美は
「ダメよ」
「なんで?尚美とそこで幸せな時を過ごせるじゃないか?」
「だってそこはリアルじゃないでしょ?バーチャル空間でユキトと幸せになっても、意味ないじゃん・・」
「バーチャルで100年くらい過ごせばいいんだよ。一生分、2人で過ごそうよ。それなら満足だろ?」

我ながらいい考えだと思ったが。
尚美はさらに険しい顔をして
「ユキト!その、100年経ったその時、ユキトは私と別れられる?」
「あ・・」
僕は、尚美のことが心底好きだ。好きで好きでたまらない。
「うーん・・ムリ」
「そうでしょ?私もムリ。100年一緒にいてユキトと別れるなんて、死んだほうがまし」

「それなら・・1万年、いや百万年、1億年、裸島に居ればいいんだ」
僕は、極端なことを言った。
1億年、途方もない長い年月だ。人類が誕生して滅びるくらいの長い時間。
異次元空間だから可能だが。

しかし尚美は
「じゃ、1億年経ったその時、ユキトは私と別れられる?私はムリ。ユキトと永遠に一緒に居たい」
と言った。
僕は、尚美の僕への愛の深さに驚いた。
じつは、僕はそこまで尚美に執心というわけではない。300年一緒に過ごしたら、たぶん飽きると思う。僕の尚美への思いは、その程度だ。

僕のチンポがうずいてきた。
やりたい!尚美と2回目のセックスがめちゃくちゃしたい!
2回どころか、時間の許す限り何回もやりたい!

僕は、ついに大ウソをついた。
「僕も、なおみと永遠に一緒に居たい!だから裸島に行こう!2人で永遠にセックスをやりまくろう!」
とにかく尚美とセックスしたくてたまらない、飽きたら逃げればいいんだという、ゲスな考えだ。

尚美の美しい顔が真っ赤になった。
舌なめずりして、口からよだれを出している。エロ顔だ。
「ユキトと永遠にセックス・・・・」
そして尚美は
「ユキト、ごめん!ユキトの人生をいただくわ!」
と、ついに裸島、異次元バーチャルシステムを起動した。
僕の携帯電話に届いたメール。<入場しますか?YES/NO>
僕は、もちろん、YESを選択した。
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