この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
色魔に。美少女から美女からの献身。ありえない男女の関係性。
第5章 お人形さん
 「ちょっとだけでも逢いませんか」
 「本気かな、毎日テレクラに電話してて、まだ電話した相手と逢ったことないんだよね。今日はじめて話をしただけなのに。なんで」前田は首を傾げた。
 「地元の人じゃないし、なんか話しやすいんです。なんでっていわれたらわからないけど、ほらっ、前田さんはフルネームおしえてくれましたよね。でもワタシは絵梨花っていったけど、どんな字とか訊いてこないし歳も訊かないし」そう訊いて、この娘に逢いたくなったが。
 「エリカは、ここに電話しちゃダメな歳だろ」これで切られるだろう。
 「はい」まかさの即答。
 「いわなきゃいいのに」思わず本音がでた。
 「前田さんってロリコンですか」
 「ロリコンっていうのはランドセル。そんなイメージだけど」これも本音だ。だが電話は切れた。このタイミングかと苦笑いし、エリカが、なにを基準にしてるかわからないし、嘘かホントかわからないが、毎日テレクラに電話をしてるのに逢ったことがないといった。だが毎日テレクラに電話してるなら、いつかエリカも逢う相手のハードルを下げるだろう。そのとき絵梨花に逢える男がうらやましいとも思った。延長料金を支払い店をでた。テレクラを延長していたので一時間待ちだった電車には乗れない。次の電車の時刻は確認してなかった。スマホで時刻を確認する。十八時を過ぎていた。この時間なら一時間も待たなくていいだろう。前田は駅まで足を進めた。

 「あの、すいません」背後から声が聞こえたが前田は自分ではないだろう。振り向きもせず歩くと、すぐに、「前田さん」
 「えっ」と、振り返る。肩までの黒髪。アーモンド形の瞳で目鼻立ちがはっきりした背は160くらいの少女がいた。白の胸に英語でなにか書いてあるTシャツに黒のデニム。白のカバンを肘にかけている。
 「もしかして、さっきまで電話で話をしていた」エリカさん。名前はいえなかった。

 テレクラだけではなく出会い系や、最近はやりのマッチングアプリ。こんな娘だっらいいな。こんな娘が来てくれたら。そんな想像以上のお人形さんのような美少女。こんな娘に逢えるなら、散々気を使って逢った娘が子デブでも、今日ははずれ。はい次とやる気はでる。

 「よかった人ちがいじゃなくて」エリカは本気でホッとしている。
 「店の近くから電話してたんだ」
 「はい」
/6ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ