この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ゆらぎの夜
第4章 シーツの余熱
彼の名前を、誰にも聞こえない声で呼んでみる。
空気がふるえた気がして、私は小さく息を呑んだ。

首筋に残る微かな噛みあと。
それすらも愛しくて、枕に頬を押し当てる。

「……ずるいな」
思わず、ぽつりと漏れる。
こんなにも余韻を残していくなんて。

けれど、後悔も寂しさも、今はほんの少しだけ。
それよりも、
心も身体も、彼で満たされた確かな幸福がそこにあった。

/24ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ