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第7章 再会の朝

カーテンの隙間から差し込む朝の光が、
シーツの白さを優しく照らしていた。

ゆっくりとまぶたを開けると、
すぐ隣に、眠っている彼の横顔。

胸の奥が、ぽん、と音を立てた。
どれだけ待ち望んだだろう、この朝を。

遠距離になってから、
画面越しの笑顔に触れるしかなかった日々。
でも今は、彼の腕の中で目覚めている。

彼の肩に顔をうずめると、
かすかに香る、懐かしい匂い。
何度も夢で嗅いだ、それが今ここにある。