この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ゆらぎの夜
第3章 雨音に溶ける声
彼の声は、不思議だ。
あの低さ、かすれた吐息の混ざる音が、
私の奥の深いところまで届いて、震わせる。

それは、肌に触れるよりも、ずっと濃密で、深く――。

思い出しただけで、胸が熱を持つ。
彼が私の名前を呼ぶ声、
唇が触れるたびに漏れる吐息、
まるで雨音のリズムに乗って、今も耳元に響いている。

この夜が終わっても、きっと私は、
その声に、雨音に、何度でもほどけてしまう。

/24ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ