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アダルトビデオの思い出
第1章 「インディーズ」ビデオ
年下の彼女とのつきあいは、最高に楽しかった。
華やかで可愛い彼女と一緒に行動するのは、ぼくの喜びだった。
歩く時、ぼくのそばに彼女がいる。
男として、美人の女を連れていることは、気分がいいものだ。
ぼくの自慢の彼女だった。
セックスも最高。

ある時彼女が、スカウトされた体験の話を始めた。
〇〇通りの人ごみの中で、スカウトと言って、男性から声かけられたそうだ。

スカウトにも色々ある。
ちゃんとした芸能プロダクションや、中にはいかがわしい商売。
ただ単にスカウトを装ったナンパとか、様々だろう。

その時は、AV(アダルトビデオ)のスカウトの話題だ。
彼女が、ふと、つぶやいた。

「あの人たち、本当のことを言わないから…」

え?何のこと??

ぼくは、彼女が何を言い出したか、分からなかった。
詳しく話を聞き出そうとすると、彼女は、

「ううん、聞いた話だよ。友達で、だまされそうになった人がいたの。」

ぼくは直感した。
彼女は、何かを隠している。
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