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火照るあなたの横にある小説
第1章 明かりのむこうに

【深夜のささやき】
照明を落とした書店の中、灯と澪は並んで座っていた。
本もページも開かれていない。ただ、互いを感じるための時間が流れていた。
「さわってもいい?」
灯の問いかけに、澪は静かに頷く。
指が首筋に触れ、澪の呼吸が一瞬止まる。
そこから胸元へ、ゆっくりと滑っていく。
柔らかな感触、繊細な震え。
「きれい…」
灯の吐息が、澪の耳元をくすぐる。
甘い疼きが、身体の奥に広がっていく。
澪の手が灯の背にまわる。
肌越しのぬくもりに、鼓動が早まる。
照明を落とした書店の中、灯と澪は並んで座っていた。
本もページも開かれていない。ただ、互いを感じるための時間が流れていた。
「さわってもいい?」
灯の問いかけに、澪は静かに頷く。
指が首筋に触れ、澪の呼吸が一瞬止まる。
そこから胸元へ、ゆっくりと滑っていく。
柔らかな感触、繊細な震え。
「きれい…」
灯の吐息が、澪の耳元をくすぐる。
甘い疼きが、身体の奥に広がっていく。
澪の手が灯の背にまわる。
肌越しのぬくもりに、鼓動が早まる。

