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火照るあなたの横にある小説
第1章 明かりのむこうに
唇が離れたあとも、名残が消えない。
灯は澪の首に腕をまわし、そっと額を重ねる。

「怖いくらいに、あなたを感じてる」

その言葉に、澪の目が潤んだ。
そしてふたりは、何も言わずに本棚の陰へ身を寄せ合った。

触れる肌のあたたかさ。指先に宿る震え。

誰にも見つからない、静かな夜。
けれど、ここにあるものは確かだった。
灯と澪は、お互いの中に、自分の居場所を見つけつつあった。
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