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大きなクリの木の下で
第1章 初めて見せた弱さ

「シカトすることねえだろ?女が一人で飲んだくれてんだ、どうせ男でも漁ってんだろ?だったら手っ取り早く俺たちとイイコトしようぜ」
「俺たち、けっこうヤリチンだからよぉ、ヒィヒィ言わせてやるぜ」
「けっこういいチチしてんじゃねえか」
矢継ぎ早にナンパしてきて、挙げ句の果てに人の気配のしない裏通りなので、男たちは大胆にも静香の胸を揉み、尻を撫で回した。
「やめて!」
拒む仕草が色っぽいのか、男たちはますます痴漢をエスカレートさせる。
「いいじゃん!ほら、そこにラブホテルがあるからさぁ、そこで楽しませてやるよ!」
一人の男の手が胸元に忍び込んで、ブラのカップの中にまで侵入して直接におっぱいを揉んでくる。
「おっ!ズルいぞお前!」
一人が暴挙に出ると残りの二人も調子に乗って静香のスカートをめくりあげて、一人が股間の前にしゃがみこんでスース-と匂いを嗅ぎ始め、もう一人は尻を揉んで谷間に指を潜り込ませようとしていた。
『いやぁ~!誰か!助けてぇ!』
おもいっきり叫んだその声は男の一人に手で口を押さえつけられてくぐもった声だけが虚しく漏れた。

