この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きなクリの木の下で
第2章 二人だけのディナー

小さなテーブルを囲って、2人はすぐにお酒を飲み出した。
静香は料理が得意なのかテーブルの上のいくつかの料理はどれもこれも美味だった。
いつもは一人だけの食事で、それもデリバリーやら冷凍食品ばかりだったので、こうして誰かと差し向かいで手料理を食べるのっていいものだなと感慨にふけった。

竹本は帰りの電車の時間が気になり「どんどん飲んじゃってね」とグラスにビールをついでくれるのだが「いや、もう、お酒は充分ですから」と飲むのを控えると、
「お酒飲めないわけじゃないんでしょ?美味しいからどんどん飲んでよ~」と言ってくる。

竹本は正直に「そろそろ終電の時間だから、そうゆっくりも出来ないんですよ」と言うと、
「なぁ~んだ、そんなことを気にしてたの?野暮ねえ、ここに泊まっていけばいいじゃない」と、酔いがまわって来た様子で平然とそんなことを言った。

「仕方ないなぁ…じゃあ、もう少しだけ」

静香と話をしながら、飲む酒は本当に美味しかった。
もう少しだけといいながらどんどんとピッチがあがり、気づけば終電の時間はとっくに過ぎていた。
/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ