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大きなクリの木の下で
第2章 二人だけのディナー

やがて静香が「飲みすぎちゃってスカートがキツくなってきちゃったから、失礼して部屋着に着替えてもいいかしら?」と、尋ねてきた。

「ここは、あなたの部屋なんだからラフな格好でいいんですよ」

「そう?ごめんね」

そう言ってフラフラと立ち上がり、自分の部屋へ着替えに行った。

着替えから戻って来た静香はショートパンツにTシャツという姿で、これはこれでセクシーだなと竹本は普段は見ることの出来ない静香のラフな姿に胸をときめかしていた。

静香のTシャツは生地が薄いせいか、ブラジャーが透けて見え、巨乳のラインを際立たせていた。

「ラフ過ぎませんか?目のやり場に困りますよ」なんて、冗談交じりで注意をすると「気にしないで~」と言いながら、竹本の隣に座ってしまった。
おまけにピッタリと寄り添うものだから、巨乳のおっぱいが腕に当たってしまい、いやがうえにも妙に意識してしまう。

「僕とこうして飲んでいて、彼氏に申し訳ないな」と聞くと、
「彼氏なんてもういないわ」と寂しそうに呟やいた。

「そういう竹本さんはどうなの?彼女は?私とこうして二人だけで飲んでいたら、彼女に悪いかしら?」と聞いてきたので、
「僕も彼女なんていませんよ」と正直に答えた。
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