この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大きなクリの木の下で
第2章 二人だけのディナー

「彼女さん、いないのね。
じゃあさ、性処理なんかどうするの?
やっぱり風俗とかに行っちゃうわけ?」
「僕は風俗は行きませんよ、そりゃ、男だから興味はあるけど
性処理は…その人並みにね…」
「人並みって?」
「いや、だからこう…」
竹本は右手でオッケーサインを指ですると
それを股間に近づけて上下に揺すった。
性処理は、もっぱらオナニーですよと暴露したようなものだった。
その手の動きを静香がジッと見つめていた。
その視線に気づいた竹本は『俺、何をバカ正直に白状してんだ』と慌てて手の動きを止めた。
「そういう雨宮さんこそ性処理はどうしているんですか?」
逆襲だとばかりに竹本は話題を静香に振った。
「私?私もそうね人並みかしら?」
「女性の人並みって?」
「だからこうよ」
静香も酔っているものだから、気分が高揚して左手で乳房を揉んで右手は股間に持ってゆき、円を描くように撫でた。

