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大きなクリの木の下で
第2章 二人だけのディナー

クンクンしてやると、
「あぁん、いやらしい嗅ぎかただわ、もっと匂いを嗅いでぇ」と静香は髪をかき揚げてうなじをアピールし始めた。

「雨宮さん、すごくいい匂いだ」と竹本は静香の耳たぶにキスをした。

「あぁん、ダメぇ~…セックスしたくなっちゃう~」

エスカレートしてきた静香は竹本に抱き付いて自ら唇を重ねてきた。

「うぷっ…こらこら、酔っぱらいめ」

竹本は静香を窘(たしな)めながらも、久しぶりの女性の唇の感触を楽しんだ。

興奮し始めた静香は制御不能になって、竹本の太ももに触りながら「私、あなたのおちんちんが見たいな~」と言いながら男の鼻先を甘噛みをして来た。

「見るだけなら別にいいけど…
言っておくけど触らないでくれよ、溜まっているから狼になっちゃうから」

なんとか理性を取り戻そうとするのだが、
艶かしい姿の静香にどんどんと欲情してゆく。

ベルトを外して、ズボンのボタンも外してジッパーを下ろしてグイっとズボンを太ももまで下げた。

「キャ~、キャ~」とパンツの中で勃起した隆起を見て静香が歓声を上げる。
「出しちゃうからね」と、パンツの窓から慣れた手つきでペニスを引っ張り出して繁々と眺めた。

「カッコイイおちんちんだわ…ぴこんぴこんって跳ねてるわ」

触るなという忠告を守って静香は至近距離でじっとペニスに見とれていた。

勃起したペニスを、じっと女性に見られるというのはとてつもなく恥ずかしい。

「見たでしょ、はいはい終わりね」

ペニスをパンツの中に隠そうとすると、
「出したままでいいじゃない」竹本の手を払いのける。

「俺だけこんな格好で恥ずかしいじゃないか。
それじゃあさ、雨宮さんのおっぱい見せてよ」と言ってしまった。

完全に酔っぱらっている静香は
「それじゃ、ノーブラになりま~す」と、ブラのホックを外そうとしたが酔っているので手元がおぼつかない。

「手伝ってあげる」と、正面から抱きつき、静香のTシャツの中に手を差し込み、後ろに手を回してホックを外した。

わざとではないのだが、竹本は静香のTシャツから手を抜く時に、ブラジャーがホックを外れてゆるんでいたせいで指先が乳房に触れてしまった。

「キャッ、エッチ!おっぱい触ったらダメじゃない!
感じちゃうんだからぁ」

お返しだとばかりに、竹本の勃起したペニスを軽く触った。
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