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第5章 拉致監禁

この章のあらすじ

竹本と静香はそれぞれお互いを意識しあったまま、すれ違いの人生を過ごしていた。

とりわけ竹本は美代子との関係を清算して
もう一度、静香にちゃんと告白したいと思っていた。

心が離れかけるのを阻止するために
美代子は定期的に体を提供して竹本の心を引き止めた。

そんな生活リズムがある日を境に狂い始めた。
美代子からの連絡が途絶えたのだ。