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厳冬の氷点下で助けた女
第1章 厳冬の氷点下で助けた女
もう一度、オレが上になる。

ああ、
あ、
ああっ、
きて、
きて、
すごいの、
あ、
あ、
あーっ、
すごい、
すごいの、

甘い切ない声で、女が快感を訴える。
その声を聞きながら、
オレの快感は、もう後戻りできないところまでいってしまう。
もういく。
そう思ったオレは、
もっと速くもっと強く腰を動かし、
最後の瞬間まで雌穴を味わう。

射精の寸前に抜き、女の腹の上に精の限りを放出した。
固く抱き合ったまま、二人は快感の余韻を味わった。

オレには、この時間が永遠に続くと思えた。
ストーブのオレンジの光だけが二人を照らす。
嵐のように激しいセックスが終わった。
それでも二人は、抱き合っていた。
いつまでも、いつまでも、

(おしまい)
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