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レッスンの仕方が間違っている!
第1章 プロローグ
つまらない・・・・・・
-ブッブーーーッブッブーー・・・・・・
「もしもし?はい、はい、・・・・・・はぁ、はい、わかりました。」
「誰?」
「村上さん」
「ふ~ん」
「何ですか?」
「別に~?いやぁ、そろそろだと思ってさあ」
軽くヒゲを生やした顎を触りながら愉快そうに、フッと怪しい笑みが浮かべて男が呟く。
「何がそんなに愉しいんですか??」
「だってねぇ~そろそろ新人が入るんだろう?しかも、お前とユニットなんてねぇ。……フフフッユニットだなんて公にはされてないけど。何か起きちゃうかもよ??」
またまた不敵な笑みをうかべつつ。
「俺は期待なんてしてませんよ……」
「フフフッどーだかねぇ。案外面白いのがいるかもしれ……」
言いかけたのを遮る。
ギシリとベッドが揺れる。
「止めてくれませんか?その笑い、虫酸が走るんで。」
「お前は本当に私が嫌いだねぇ。」
「俺は誰も好きじゃないし、興味もない。」
「そぅ。フフフッ・・・・・・」
言った側から・・・・・・俺はこの男が嫌いだ。
最近は敬語で接するのも馬鹿馬鹿しいと思えてきた。
何でもわかったような口をきく。
まぁ、見透かしているのは事実だけどな。
だから余計にムカつく。
アンタは親か!
「・・・・・・どーせつまらない・・・・・・」
「ん~?何か言った?」
「別に?」
「ふ~ん?それは嘘だねぇ……今何か言った。」
俺は鬱陶しくなって寝返りをうち、男から目を逸らした。
そして窓から覗く月を眺めた。
満月。
丁度雲に隠れて窓から射し込むのは、淡く今にも闇に染まってしまいそうな微かなヒカリだった。
俺のヒカリはどこにあるのか・・・・・・
何センチメンタルぶってんだか。
馬鹿らしい……
-ブッブーーーッブッブーー・・・・・・
「もしもし?はい、はい、・・・・・・はぁ、はい、わかりました。」
「誰?」
「村上さん」
「ふ~ん」
「何ですか?」
「別に~?いやぁ、そろそろだと思ってさあ」
軽くヒゲを生やした顎を触りながら愉快そうに、フッと怪しい笑みが浮かべて男が呟く。
「何がそんなに愉しいんですか??」
「だってねぇ~そろそろ新人が入るんだろう?しかも、お前とユニットなんてねぇ。……フフフッユニットだなんて公にはされてないけど。何か起きちゃうかもよ??」
またまた不敵な笑みをうかべつつ。
「俺は期待なんてしてませんよ……」
「フフフッどーだかねぇ。案外面白いのがいるかもしれ……」
言いかけたのを遮る。
ギシリとベッドが揺れる。
「止めてくれませんか?その笑い、虫酸が走るんで。」
「お前は本当に私が嫌いだねぇ。」
「俺は誰も好きじゃないし、興味もない。」
「そぅ。フフフッ・・・・・・」
言った側から・・・・・・俺はこの男が嫌いだ。
最近は敬語で接するのも馬鹿馬鹿しいと思えてきた。
何でもわかったような口をきく。
まぁ、見透かしているのは事実だけどな。
だから余計にムカつく。
アンタは親か!
「・・・・・・どーせつまらない・・・・・・」
「ん~?何か言った?」
「別に?」
「ふ~ん?それは嘘だねぇ……今何か言った。」
俺は鬱陶しくなって寝返りをうち、男から目を逸らした。
そして窓から覗く月を眺めた。
満月。
丁度雲に隠れて窓から射し込むのは、淡く今にも闇に染まってしまいそうな微かなヒカリだった。
俺のヒカリはどこにあるのか・・・・・・
何センチメンタルぶってんだか。
馬鹿らしい……