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妻の性癖
第1章 妻の性癖
男たちが、由香里を案内する。
男たちの部屋は、結構広かった。

社員厚生施設として、グループ会社の経営という。
閑散期の観光地として、視察に来た彼らは、とてもいい部屋に宿泊していた。

男を、仮に慶太と純也と呼ぼう。
二人とも、スポーツで鍛えられ大きな体だ。
ゴルフのせいで、ほど良く日焼けしている。

へえ、部屋、広いのね
由香里が言った。

先に部屋に入った慶太が、部屋の照明を明るくする。
大きなサイズのベッドが2つある。

しかし、もう片側に畳のスペースもある。

ふすまを開け、なぜか慶太が畳に布団をどさっとおろす。

??

それと同時に、純也が由香里の後ろから抱きついてきた。

えっ、ちょっと、どうして、だめ、いやよ

由香里は、ほっそりとした体をしているが、乳は大きい。
細身の体に、胸だけが盛り上がっている。
純也は、その乳房を後ろから両手で揉もうとした。

由香里が体をねじって純也の手から逃げようとする。

慶太は、その様子を離れて眺めていた。
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