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幸せのカタチ
第15章 七夕

私は脚立を渡した。
すると雅紀はベランダに出て脚立に乗りエアコンのホースにテープを巻き付けていた。

その時間も5分程だったと思う。
終わると直ぐに部屋に入って来て脚立を渡してくれた。

「ほら、もうテープ巻きも終わったよ、次は電池交換だね…」
「そうね、お願いするわ…」

そう言うと雅紀はチャイムのある玄関に行き脚立を使って電池交換をしてくれた。

「これかぁ?確かにちょっと固いね…」
「そうでしょう?私にはちょっと無理なのよ…」

「ほら、もう交換出来たよ…」
「ありがとう、助かったわ…」

この3点の作業時間はほんの20分くらいだった。
雅紀は仕事が物凄く速いのだとこの時感じた。

雅紀は作業を終えると部屋に入って椅子に腰かけた。
その姿は私の願いを叶えたことで充実してとても嬉しそうだったのだ。

「本当にありがとう…」
「大した事じゃないよ、こんな事ならいつでもやるからね…」

私は本当に雅紀に感謝していたのだ。
時計を見るとまだ10時半を回った頃だった。

デリバリーのピザを頼む時間は11時からだ。
後、30分はある。

私は何を話したら良いのだろう。
そんな事を考えてながら私は冷たいお茶を飲んで喉を潤していた。

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