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ーasahiー
第4章 ふたり

シャワーを浴び出てくると
水を渡してくれる


「旭明日仕事だろ?無理…するな」


「修に無理させてるでしょ
明日休みなんだしゆっくり休んでくださいね」


渡された水を飲み干し
修の頭に手を置く…



「あぁ」



前と変わった事…
同じベットで寝るようになった。
修は気づいてないだろうけど
無意識に抱きついてきたりする…
落ち着いて寝れないけど
修が安心するならそれでいい…



「旭思ったんだが
お前の言う壊したいは
愛情と受け取っていいのか」




「え…?」



「あ…いや…何でもない。寝る」



「あははっ…
修…そうだよ」



何を聞くかと思えば…
あんな事聞かれるなんて…
修も乙女じゃないか…


含み笑いをしている俺をよそに
寝室に向かう修…


そんな修の背中に
聞こえない声で呟いた…


「スキデスヨ…」




朝起きなくていいのに
絶対俺より早く起きてコーヒーを入れてくれる。



「おはようございます」



「あぁ…」



修ってあんまり会話しないけど
この暖かい雰囲気で癒される…
身体だけの繋がりじゃない…
俺はあなたの中身も…
みているつもりです…



「早めに帰りますから
夜は外食でもどうですか?」



「明日は休めるのか?」



「土日どちらか休まなきゃ
修と一緒に居られないでしょ」



「ぢゃぁ…待ってる」



「はい」




食事の約束をし俺は支度を済ませ
玄関に立ち修を呼ぶ




「しゅーうー」



「忘れ物か?」



「うーん…忘れ物…」



「何だ?」



「いってらっしゃいのチュしませんか?」



「………」



「ね…?」



顔を赤くさせ下を向く姿…
もう…だめ…可愛いすぎだって…



ふと顔をあげると

「早く行け………チュ」


ぶっきらぼうに言う癖に
ちゃんとしてくれる…
唇に触れるだけの優しいキス…



「はい、いってきます」



これだけで頑張れるなんて
単純なんだな…俺…。
にやけながら車に乗り仕事に向かった。


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