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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第45章 切ない距離
「じゃあ、行ってくる」

「行ってらっしゃい」


 私は笑顔で真人お兄ちゃんの背中を見送った。


「はあっ……」


 すぐにため息を吐いてしまう私。
 真人お兄ちゃんがどこに行くのかも怖くて聞けなくて、モヤモヤしてしまう。


 昨日も買い物が済んだあと、真人お兄ちゃんは夕方まで帰ってこなかった。就職の準備とかで色々忙しいのかもしれないけど、少し寂しい……。


 でも、抱かないと決めた次の日が一番辛かった。真人お兄ちゃんは一日中家にいてくれたけど、ずっと部屋に籠っていて顔を合わすことはほとんどなかった。


「気分転換……だよね」


 そう思いたいけど、頭の片隅に嫌な考えが浮かんでくる。もしかしてどこかで欲求を発散してるんじゃないかって……。


「……っ……」


 私はプルプルと頭を振る。


「真人お兄ちゃんは、そんなことしないっ……。私のこと、好きだって言ってくれたもんっ……」


 私は一人で叫んだ。


「はあっ……、もう……家事しよ……」


 何かをしていないとすぐに考えてしまう。だから私はあちこち掃除しまくった。


「あとは、真人お兄ちゃんの部屋だけ……」


 いつもなら気兼ねなく入れた真人お兄ちゃんの部屋が、今は入っていいのか迷う。


「……換気くらいならいいよね」


 誰に対しての言い訳なのか、私はドキドキしながら真人お兄ちゃんの部屋を開けた。





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