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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第45章 切ない距離
 真人お兄ちゃんを想って達したあと、私はしばらく呆然と天井を見つめた。


「何やってるんだろう、私……。真人お兄ちゃんが帰ってくる前に出なきゃ……」


 私は慌ててベッドから降りようとして、サイドテーブルに置いてあったA4の封筒を手で引っ掛けてしまった。


「あっ……」


 封筒はバサッと下に落ちて、中の書類が出てきてしまう。


「わわっ……大事な書類だよね、これ」


 私は何枚かの書類を封筒の中に入れようとして、ある書類に目が留まった。その書類には『新卒用 配属希望アンケート』と書かれていた。


「えっ……」


 そこには『東京支店』『大阪支店』『名古屋支店』といくつか支店が書かれていて、第一希望・第二希望を書く欄があった。


 まだ何も書かれてないけど、もし真人お兄ちゃんがここから遠い場所を選んだら……。


「……っ」


 私は震えた手で書類を封筒に戻すと、真人お兄ちゃんの部屋を出た。



 もしかして『抱くのをやめる』と言ったのはこのため? 何度も出かけているのは配属先に行く準備をするため? 真人お兄ちゃんはこの家を離れるの?



 真人お兄ちゃんが遠くに行ってしまうなんて、やだよっ……!







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