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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第45章 切ない距離
 「また連絡する」と言って、大翔お兄ちゃんは部屋を出て行った。リビングに残った私と真人お兄ちゃんの間には気まずい空気が流れ、しばらく沈黙が続いた。


「お兄ちゃん、ごめんね。私っ……」


 耐えきれなくなって私から真人お兄ちゃんに声をかけると、真人お兄ちゃんは切ない表情で私に振り返った。


「なんで俺たちだけ、血が繋がってるんだろうな……」

「……っ!」

「ごめん、陽菜。ちょっと休むな」


 そう言うと、真人お兄ちゃんは静かにリビングから出て行ってしまった。


「……お兄ちゃん……」


 いつもなら激しい感情をぶつけてくる真人お兄ちゃんが、肩を落として生気を失った表情をしていた。


 大翔お兄ちゃんの言葉がよっぽどショックだったんだとわかる。そして真人お兄ちゃんと血が繋がっているのは、あのお母さんの血だということ。永遠に私たちは幸せになれないって、まるでお母さんから邪魔されているみたい……。


『陽菜にとって誰といるのが幸せなのか、よく考えてほしい』


 大翔お兄ちゃんが言った言葉を思い出す。


 お父さんも真人お兄ちゃんも大翔お兄ちゃんも大事な家族だから、誰かといるのが幸せだなんて考えたことなかった。


 お父さんやお兄ちゃんたちはこんなにも私を想ってくれているのに、私は自分の気持ちがどこにあるのかわからない。
 
 


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