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マネージャーは知らなかった、彼の欲望
第2章 マネージャー、俺に触れて

「どうやったら、凛さんが俺に触れてくれるか」
鼓動が跳ねる。
その“触れる”にどんな意味があるか、聞かなくてもわかってしまう自分が怖い。
「俺さ、性欲強いって知ってるでしょ?」
「……聞いたことはあるけど、それが何?」
「凛さんに、触れたい。抱きたい。……それってダメ?」
低く甘い声が、耳をくすぐる。
恒星が手を伸ばしてきて、私の頬にそっと触れた。
肌がびりっと震えた。
触れられただけなのに、どうしてこんなに息苦しいんだろう。
「ねえ、俺のこと、意識してるでしょ?」
「……そんなわけ、ないでしょ」
「ほんとに? じゃあ、どうしてそんな顔してるの?」
鏡があれば見てみたい。
鼓動が跳ねる。
その“触れる”にどんな意味があるか、聞かなくてもわかってしまう自分が怖い。
「俺さ、性欲強いって知ってるでしょ?」
「……聞いたことはあるけど、それが何?」
「凛さんに、触れたい。抱きたい。……それってダメ?」
低く甘い声が、耳をくすぐる。
恒星が手を伸ばしてきて、私の頬にそっと触れた。
肌がびりっと震えた。
触れられただけなのに、どうしてこんなに息苦しいんだろう。
「ねえ、俺のこと、意識してるでしょ?」
「……そんなわけ、ないでしょ」
「ほんとに? じゃあ、どうしてそんな顔してるの?」
鏡があれば見てみたい。

