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マネージャーは知らなかった、彼の欲望
第2章 マネージャー、俺に触れて
目をそらしたくなるような真剣な瞳。

だけど私は、それから逃げるように、そっと手をほどいた。

「……おやすみ、恒星」

今の私はまだ、答えを出せるほど強くない。

でも、心のどこかで、“このまま彼の隣にいたい”と思ってしまった自分が、確かにいた。


静かな部屋の中、乾燥機の回る低い音だけが鳴っている。

ソファに寝かせた恒星は、疲れきったように眠っていた。

私は彼の家のリビングで、何度もスマホの時計を見ていた。

帰るきっかけを探しているのに、足が動かない。

――なにしてるの、私。

少しだけ、眠ったつもりだった。

そのとき、不意に手を握られる感触がした。

「……凛さん」

ハッとして顔を上げると、恒星が私を見ていた。

まだ眠たげな瞳。でも、真剣そのものだった。
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