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マネージャーは知らなかった、彼の欲望
第3章 その手の先にある熱

その声が、まるで子どもみたいで。
でも、欲望を抱えた“男”の声でもあって――
わたしの心は、もう、逃げ場をなくしていた。
「……好き。いまだけ」
その言葉と一緒に、私は恒星の胸に自分から身を寄せた。
何も言わずに彼は私を抱きしめ、そっと、長く、深く、またキスをした。
この夜が、終わらなければいいのに――
そう願ってしまう自分が、もう戻れないことを知っていた。
恒星の指がTシャツの裾をつまみ上げ、ゆっくりと私の腰までまくり上げる。
服と肌の間に入り込む彼の体温に、背筋がびり、と震えた。
年下の男の子、とひとくくりにしていたはずの彼は、今こうして私の呼吸を全部支配している。
でも、欲望を抱えた“男”の声でもあって――
わたしの心は、もう、逃げ場をなくしていた。
「……好き。いまだけ」
その言葉と一緒に、私は恒星の胸に自分から身を寄せた。
何も言わずに彼は私を抱きしめ、そっと、長く、深く、またキスをした。
この夜が、終わらなければいいのに――
そう願ってしまう自分が、もう戻れないことを知っていた。
恒星の指がTシャツの裾をつまみ上げ、ゆっくりと私の腰までまくり上げる。
服と肌の間に入り込む彼の体温に、背筋がびり、と震えた。
年下の男の子、とひとくくりにしていたはずの彼は、今こうして私の呼吸を全部支配している。

