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マネージャーは知らなかった、彼の欲望
第5章 抱かれて、愛された

恒星の腕の中は、あたたかかった。
あの夜の熱が、またゆっくりと戻ってくる。
でも今度は、流されるだけじゃない。
私は、自分の意志で、彼に触れようとしていた。
「凛さん、もう逃げない?」
静かに尋ねる声が耳元に落ちる。
私は小さくうなずいた。
恥ずかしいほど、心臓が早く打っていた。
恒星の指が私の頬をなぞり、首筋へと滑る。
体が、ふるえる。
彼に抱かれることに、こんなにも安心できるなんて。
年下で、子どもみたいだとどこかで思っていた彼は、誰よりも大人で、誰よりも真っ直ぐだった。
「……触れて。私を、ちゃんと“女”として見て」
そう囁くと、恒星の瞳が熱を帯びる。
「ずっと、そう思ってた。……大切にしたいって」
あの夜の熱が、またゆっくりと戻ってくる。
でも今度は、流されるだけじゃない。
私は、自分の意志で、彼に触れようとしていた。
「凛さん、もう逃げない?」
静かに尋ねる声が耳元に落ちる。
私は小さくうなずいた。
恥ずかしいほど、心臓が早く打っていた。
恒星の指が私の頬をなぞり、首筋へと滑る。
体が、ふるえる。
彼に抱かれることに、こんなにも安心できるなんて。
年下で、子どもみたいだとどこかで思っていた彼は、誰よりも大人で、誰よりも真っ直ぐだった。
「……触れて。私を、ちゃんと“女”として見て」
そう囁くと、恒星の瞳が熱を帯びる。
「ずっと、そう思ってた。……大切にしたいって」

