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⭐︎⭐︎1日1組様⭐︎⭐︎熟成肉お宿
第5章 きっかけの男:悠源(夫の幼馴染み)
「その節は、大変お世話になりました」
「まあまあ、堅苦しい挨拶は抜きで…
 や、有難いねえ。夏の檀家周りした後の、何よりの馳走…では遠慮なく」

受け取ったコップを鴨居の正孝の遺影にスッと掲げ、続いて愛美と乾杯して、
冷たいビールを美味そうに喉を鳴らして飲み干した。愛美はすかさず酌をし、
自分の分も飲み干す。

「…美味しい」
「良い飲みっぷりだね。ま、もう一杯」
「ありがとうございます。悠源さんも」

たちまち瓶が空っぽ。愛美は厨房で追加を取ってきた。2人は最初の1本より
ペースを落として飲む。
時おり過ぎる車の音…裏を流れる川のせせらぎ…風鈴の音…蝉の声…
至って平和で静かな田舎街の午後だったけども、悠源の言葉で淫靡な空気に。

「愛美ちゃん、ようやく“元気”になったようだねえ」
「ええ……はい…ちょっとは」
「ちょっと?さっきから乳首がビンビンじゃないか」

ビールの残りを空にした悠源が、すっくと立ち上がって袈裟を脱ぎ捨てた。
続いて足袋を脱ぎ、法衣を脱ぎ…下着も脱ぎ捨てて、素っ裸になった。
やや小柄な方で、愛美と並ぶと少しだけ低い身長。
腕や胸は筋骨隆々。ちょっとだけ腹が出てるが、脚は筋肉でガッシリと太い。
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