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セフレ
第2章 緋沙子

今日は営業で外回りの俺、田中聡、37歳。課長クラスだから外回りはしなくてもいいのだが、今年度の人事で昇格してしまい、今まで営業で回っていた所は回っておきたいのが俺の信条。
それでも、挨拶だけだから午前中だけで3件。皆主任やペイペイだったのが係長になっている。まぁ、同じ事か? 昼まで時間がある。近くの喫茶店で時間を過ごすかな?と入ってコーヒーを頼む。
最近は元妻の香奈とも調子が良い。と言うかセフレになって月1回くらいは体を重ねている。自分としてはもう少し相手をして欲しいところなんだが、そこはセフレの決め事。お互いに強要はしない。
だから携帯アプリで出会い系を入れている。此方のサイトはサクラが多く、課金目当ての運営がやたらと入って来る。二、三回やり取りをすると音信不通。会えそうになると音信不通。そう言うカスを引きまくっている。
そう言って、今日もその罠に引っかかりながらもやり取りをしている。
『今日、午後から会えますよ。如何ですか?』
『じゃあ、◯◯駅前のコンビニがあります。その前に13時に。出来れば、LINE交換なんて無理ですか?』
『大丈夫です。アド送ります』
予定の時間まで2時間。もう一件挨拶に行って電車に乗り、何とか10分前には着いた。
コンビニの前には白いスカートに紺のハーフコートの女性が立っていた。近寄ると向こうから会釈をした。体系は少し細いか?胸も然程大きくはないな。
「・・・・聡さんですよね?」
「緋沙子さんでよろしいですか?」
「初めまして、そうです、緋沙子です。」
「これから向かいますか?」
「・・・は、はい。ご一緒します。」
俺たちはちょっと歩くが、そこまで一緒に歩く。
「こういうのは?」
「初めです。何回か会う話になってもドタキャンされたとか冷やかしだったりとか。」
「ありますねぇ。電話番号やメルアド教えてとか言うのもいます。全て業者ですよね? 貴女と出会えて嬉しいですね。」
「えー?ほんとですか? 美人局かも知れませんよ〜?」
と、笑う。
「それは困るなぁ〜、まぁ、後ろからは変な輩は着いて来てはいなさそうですから、大丈夫かなぁ?」
「ふふふ、大丈夫です。そんなのいません。 私単純に楽しみたいだけなの。だから貴方が来てくれて良かったです。」
俺は緋沙子の肩を抱きラブホの門をくぐった。
それでも、挨拶だけだから午前中だけで3件。皆主任やペイペイだったのが係長になっている。まぁ、同じ事か? 昼まで時間がある。近くの喫茶店で時間を過ごすかな?と入ってコーヒーを頼む。
最近は元妻の香奈とも調子が良い。と言うかセフレになって月1回くらいは体を重ねている。自分としてはもう少し相手をして欲しいところなんだが、そこはセフレの決め事。お互いに強要はしない。
だから携帯アプリで出会い系を入れている。此方のサイトはサクラが多く、課金目当ての運営がやたらと入って来る。二、三回やり取りをすると音信不通。会えそうになると音信不通。そう言うカスを引きまくっている。
そう言って、今日もその罠に引っかかりながらもやり取りをしている。
『今日、午後から会えますよ。如何ですか?』
『じゃあ、◯◯駅前のコンビニがあります。その前に13時に。出来れば、LINE交換なんて無理ですか?』
『大丈夫です。アド送ります』
予定の時間まで2時間。もう一件挨拶に行って電車に乗り、何とか10分前には着いた。
コンビニの前には白いスカートに紺のハーフコートの女性が立っていた。近寄ると向こうから会釈をした。体系は少し細いか?胸も然程大きくはないな。
「・・・・聡さんですよね?」
「緋沙子さんでよろしいですか?」
「初めまして、そうです、緋沙子です。」
「これから向かいますか?」
「・・・は、はい。ご一緒します。」
俺たちはちょっと歩くが、そこまで一緒に歩く。
「こういうのは?」
「初めです。何回か会う話になってもドタキャンされたとか冷やかしだったりとか。」
「ありますねぇ。電話番号やメルアド教えてとか言うのもいます。全て業者ですよね? 貴女と出会えて嬉しいですね。」
「えー?ほんとですか? 美人局かも知れませんよ〜?」
と、笑う。
「それは困るなぁ〜、まぁ、後ろからは変な輩は着いて来てはいなさそうですから、大丈夫かなぁ?」
「ふふふ、大丈夫です。そんなのいません。 私単純に楽しみたいだけなの。だから貴方が来てくれて良かったです。」
俺は緋沙子の肩を抱きラブホの門をくぐった。

