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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~

「私が見せてもらったやつ…あの、幼女を…」

「…あ。」

確かあれは、ロリコン男が幼女を性奴隷にするような・・・

「あんなに泣き叫ぶほど痛いんだろ?喧嘩の比じゃねえよ!殴られたってあんなに叫ばねえよ!」

また震え始めた里に、申し訳なさで一杯になった。

「ご、ごめん里!あれは子供が相手だったからで…」

「…?」

ぴたりと動きを止める里。
私は必死に説明した。

「小さい子の穴はすごくちっちゃいわけで…余計痛いだけで…私がしたときは…そんなに痛くなかった…よ?」

良く分からないけど、とりあえず恐怖感だけは取り除かなければと必死だった。
里は顔を上げ、私をじっと見る。

「ほ、ほんとか…?痛くないのか…?」

「い、痛いけど…そんな、泣き叫ぶほどじゃなかった…と思う。ごめん、変な小説見せたからだよね。あれは大げさに書いてる部分もあるから、そんなに怖がらなくても大丈夫だよ?田所君、きっと優しいし。それに、怖いけど、幸せだよ!」

「幸せ…?」

「うん!幸せ!」

「そ、そうか…がんばって…みるかな…」

「がんばれ、里!」

応援すると、照れくさそうに笑う。
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