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百合の華は永遠に
第5章 元ヤンだって、初体験

言われるままミナトの背中に手を回し、入り口が押し広げられる痛みに耐える。

「まっ、まだかっ?ううっ…」

涙がにじむ。
ミナトの息が荒くなって、密着した身体から熱が伝わってきた。

入れたり出したりしてすごく時間がかかってから、ミナトが掠れた声で囁いた。

「い、いま…頭はいった…」

「ん…痛いよ…」

ギュッと力を入れると、ミナトがふうと、息をついて私を見た。

「キスしよう。一気に入れる。」

「ええ!?んっ!!」

唇をふさがれると同時にミナトがグンッと腰を入れてきた。
それとともにミナトのソレがひどい痛みを伴って入ってきた。

(ゆ、ゆっくり、するって、いっただろう!!)

涙をこぼしながら、心の中で目の前の男を恨めしく思った。

「…ふっ…よし…入ったよ…って、里、泣かないで…」

「ううっ…イタイ…ズキズキする…」


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