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百合の華は永遠に
第2章 元ヤンだって恋をする
(梓のやつ…何てこといってんだよ!!)
パニックになっていると、田所が、あ、といった。
「違う。松田が言ったんだ。」
「…あ、あいつか…」
(くそっ…あいつ、間接的にからかってやがる…)
「バイト先は榊原に聞いたんだ。チラシ貰ったときに、ナンバーワン売れっ子メイドが北村さんって知ったって。」
「…っ…ひ、引いただろ?」
「え?」
「昔暴れて…普段はジャージで金髪で口悪くて…女らしさのかけらもない奴がメイドだぞ?しかも猫だぞ?」
「びっくりしたけど…」
「しかもニートときたら…」
「…」
(よく考えたら私なんの取り柄もねえじゃん...)
悔しい。
自分のせいだけど、悔しい。
パニックになっていると、田所が、あ、といった。
「違う。松田が言ったんだ。」
「…あ、あいつか…」
(くそっ…あいつ、間接的にからかってやがる…)
「バイト先は榊原に聞いたんだ。チラシ貰ったときに、ナンバーワン売れっ子メイドが北村さんって知ったって。」
「…っ…ひ、引いただろ?」
「え?」
「昔暴れて…普段はジャージで金髪で口悪くて…女らしさのかけらもない奴がメイドだぞ?しかも猫だぞ?」
「びっくりしたけど…」
「しかもニートときたら…」
「…」
(よく考えたら私なんの取り柄もねえじゃん...)
悔しい。
自分のせいだけど、悔しい。