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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第16章 抗えない誘い
次の瞬間、背後に回り込む気配がして、柔らかな重みが背中にのしかかった。

包まれるように抱き寄せられ、指先は裕樹の蕾を掠める。

やがて、血の巡りを否応なく意識させる場所へと向かっていくのを感じ、裕樹は自然に背筋が伸びる。

「はぁっ…んっ…」

凝り固まった肉棒に柔らかな手が触れ、裕樹は思わず声を漏らす。

「どうしたの…?」

ナツの唇が裕樹の耳に触れ、囁くように問いかけられる。

足元が小刻みに揺れて、身体の重心が定まらない。

「子鹿みたいに震えて、腰引いちゃってるじゃない…。」

ナツの指先から、無意識に逃れようと身体が反応してしまう。

裕樹は慎重に息を整えて、少しずつ腰を戻そうとする。

(まだイキたくない…今日はエッチするのに…)

耐えようと決心した束の間、次の瞬間にはまた無意識に身体が逃げていることに、裕樹は気付く。

「ほら、また。」

指先を窄めるような動きで、ナツは裕樹の傘に触れた。

裕樹自身が気付かないほどの、繊細な動きにも関わらず、ナツは見逃さなかった。

「椅子に浅く腰掛けて。足、いっぱい広げて?」

裕樹は息を吐くことを気付かれないよう、ゆっくりと吐いた。

足を開きながら体勢を整え、下腹部を突き出すように腰を下ろす。

ナツが正面に回り込んで、ゆっくりと距離を詰めてきた。

その表情は微笑みを湛えながらも、瞳の奥には獲物を目の前にした獣のような鋭さが潜んでいる。

裕樹に唇を押し当てるようにキスをして、続けて正面から大きな乳肉を押し付けられた。

二人の蕾が擦れ合い、コリコリとした感触に、お互いが思わず息を漏らす。

「…っ、こうやって擦り合わせるの気持ち良いよね。」

「……これ、っ…気持ち……」
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