この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
家は檻。〜実父の異常な愛〜
第2章 続いた夜
「う、うう、ふぅ、ぐっ、あっ」

逃げたくても逃げられない。
声にならない喘ぎが、勝手に喉を擦り、漏れていく。

お父様、なぜ、そんなところを?
汚いよ、やめて。
心の隅では、そう思っていた。
しかし、じわじわと、確実に、刺激に思考が削られていく。
頭がぼうっとして、世界の輪郭がゆるんでいく。

孝幸の舌が、肉のはざまからふと離れる。
もう終わったのか――
一瞬、そんな安堵が脳裏をかすめたその時。

ぬるり、とした感触が、濡れた中指となってこよみの陰唇に触れる。
狭く、小さなその口にあてがわれた指が、ためらいもなく押し入ってくる。

「ぎっ……」

思わず漏れたのは、痛みに堪えた短いうめき声。

孝幸の顔が一瞬だけ緩んだ。まるで、細工物の仕上がりを確かめる職人のような目で、こよみの表情をじっと見つめていた。

孝幸はこよみの反応を楽しみながら、指を勝手気ままに、ぐいぐいと動かし始める。

「う、いた……いたいです、お父様……ッ」

こよみのか細い悲鳴を、孝幸の声が上書きする。

「おお……昨日、しっかりほじってやったからな。キツいにはキツいが、濡れてりゃ、俺の指ぐらい、素直に咥えるもんだ」

ぐぶ、と。
腹の奥をかきまわすように、指が探る。
深く、ねちっこく、内側を撫でるように動くその刺激は、初めはただ不快で、痛くて、こそばゆいだけだったのに――

やがて、それが何か別のものへと変わっていく。
うまく言葉にならない、どろりとした未知の感覚。
ただ身体の奥でじくじくと熱を持つそれが、じわじわとこよみの内側を侵していく。
/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ