この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
家は檻。〜実父の異常な愛〜
第2章 続いた夜

どのくらいその時間が続いただろうか、孝幸がぽつりと呟いた。
「……そろそろか」
そろそろ?
――また、あれを?
腹の底を裂かれ、押し広げられ、奥を殴られるような……あの痛みを?
脳裏に焼きついた感覚が、ぶわっと蘇る。
まどろんでいたはずの思考が、一気に現実へと引き戻された。
こよみは、咄嗟に体をよじり、脚をばたつかせて抵抗した。
全身の力をかき集めて、せめて拒む意志を示そうとした。
けれど――
8歳を目前にした女児の必死の抵抗など、孝幸の力には意味をなさなかった。
脚は膝先でがっちりと押さえ込まれ、手首は右手で掴まれる。
もがく隙間も与えられない。
そして、左手が。
熱を帯び、硬く膨らんだ肉の先端が、こよみの割れ目に、ぴたりと押し当てられる。
こよみの喉が、かすかに鳴った。
恐怖か、怒りか、あるいはそのどちらでもない何かが、内側で静かにざわついていた。
孝幸の切っ先が、ゆっくりとこよみの中へ押し込まれていく。
孝幸の唾液で濡れていたはずなのに、入り口は強く拒むようにきゅっと閉じていて、押されるたびに、ひきつるような痛みが走る。
「っ、やっ、やだ……いたい、いたいよう……」
必死に声を上げても、孝幸は一切緩めない。
そのちいさな体に、体重をかける。静かに、だが容赦なく。
ギチギチと、肉が引き裂かれるように開かれていく感触があった。
「う、うぅ……あっ」
みちみちと、臓腑を無理やりかきわけられているような異物感。
痛みが腹の奥まで響いて、足先までじんじんする。
頭が真っ白になるのは、快感なんかじゃない。ただただ、強すぎる違和感に支配されていくからだ。
こよみの体は、まだ“受け入れる器”にすらなれていない。
昨晩とはちがって、意識がはっきりしているだけに、苦痛は大きい。
咥え込まされているだけで、痛い。
「……まだ全部は咥え込めないのか。」
間を置いて、低く続けた。
「学習しないまんこだな」
腟内を擦られるたびに、胃の裏を押し上げられるような不快感が襲い、吐きそうになる。
「……うぐぅっ……っ」
声が漏れるたび、自分のものとは思えない。
息は浅く、目は虚ろになり、体は抵抗する力すら忘れはじめている。
「……そろそろか」
そろそろ?
――また、あれを?
腹の底を裂かれ、押し広げられ、奥を殴られるような……あの痛みを?
脳裏に焼きついた感覚が、ぶわっと蘇る。
まどろんでいたはずの思考が、一気に現実へと引き戻された。
こよみは、咄嗟に体をよじり、脚をばたつかせて抵抗した。
全身の力をかき集めて、せめて拒む意志を示そうとした。
けれど――
8歳を目前にした女児の必死の抵抗など、孝幸の力には意味をなさなかった。
脚は膝先でがっちりと押さえ込まれ、手首は右手で掴まれる。
もがく隙間も与えられない。
そして、左手が。
熱を帯び、硬く膨らんだ肉の先端が、こよみの割れ目に、ぴたりと押し当てられる。
こよみの喉が、かすかに鳴った。
恐怖か、怒りか、あるいはそのどちらでもない何かが、内側で静かにざわついていた。
孝幸の切っ先が、ゆっくりとこよみの中へ押し込まれていく。
孝幸の唾液で濡れていたはずなのに、入り口は強く拒むようにきゅっと閉じていて、押されるたびに、ひきつるような痛みが走る。
「っ、やっ、やだ……いたい、いたいよう……」
必死に声を上げても、孝幸は一切緩めない。
そのちいさな体に、体重をかける。静かに、だが容赦なく。
ギチギチと、肉が引き裂かれるように開かれていく感触があった。
「う、うぅ……あっ」
みちみちと、臓腑を無理やりかきわけられているような異物感。
痛みが腹の奥まで響いて、足先までじんじんする。
頭が真っ白になるのは、快感なんかじゃない。ただただ、強すぎる違和感に支配されていくからだ。
こよみの体は、まだ“受け入れる器”にすらなれていない。
昨晩とはちがって、意識がはっきりしているだけに、苦痛は大きい。
咥え込まされているだけで、痛い。
「……まだ全部は咥え込めないのか。」
間を置いて、低く続けた。
「学習しないまんこだな」
腟内を擦られるたびに、胃の裏を押し上げられるような不快感が襲い、吐きそうになる。
「……うぐぅっ……っ」
声が漏れるたび、自分のものとは思えない。
息は浅く、目は虚ろになり、体は抵抗する力すら忘れはじめている。

