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家は檻。〜実父の異常な愛〜
第2章 続いた夜
孝幸の表情は、何ひとつ揺らがない。ただ、黙々と動く。
その顔がいっそう恐ろしくて、こよみは何度も瞬きをしながら、現実から目をそらそうとした。

孝幸の動きが、じわじわと速さを増していく。
軋むスプリングに揺られ、こよみの小さく細い体がわずかに跳ねる。
そのたび、下腹の奥を叩かれるような衝撃が走り、息を継ぐこともできない。

孝幸が呟くように声を出す。

「あーキツいっ、まんこ、こよみのまんこにザーメン注ぐっ、娘のまんこに父親汁出るッ……」

目の奥がチカチカする。
痛みと果てしない違和感が、ひたすらに続いている。
視界はぼやけ、どこか遠くで自分の声が聞こえる気がした。

孝幸が上体を沈め、こよみの唇をふさいだ。
熱く、重く、乱暴で――なのに、どこか習慣のように機械的なキスだった。
舌が無遠慮に口内を舐め回し、こよみはただ目を閉じることしかできない。

深く、深く、孝幸がひときわ強く突き入れた、その瞬間。
ぴくり、と全身が震えた。

どぷっ、どぷっ――
内側へと、どろりとした熱が注ぎ込まれる感触。
こよみの体内が、自分の意志とは関係なく満たされていくのを、ただ感じるしかなかった

孝幸はそのまま、数秒間、動きを止めた。
唇を離さず、呼吸すら重ねるように、口づけを続ける。
濡れた音だけが、やけに大きく響いた。

やがて、孝幸が腰を引いた。
陰茎がずるりと抜け、こよみの脚の間から、粘つく液体がごぼっと勢いをつけて流れ出す。

それは、血の色を淡く含んでいた。
ベッドシーツの白をじわじわと濡らし、滲ませる。

孝幸が腰を引いた後、わずかな沈黙が落ちた。
濡れた音と、熱の余韻だけが、まだこよみの体内に残っている。

こよみは動けなかった。
脚を閉じる力すら、もう残っていない。
視線は天井の一点にぼんやりと固定されていて、目は開いているのに、何も見ていなかった。

下半身は裸のまま。
上半身のパジャマははだけ、片方の肩が露出している。
冷たい空気が肌に触れる感覚だけが、かろうじて現実とつながっていた。
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