この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
家は檻。〜実父の異常な愛〜
第4章 花籠の中のつぼみ

孝幸の唇が、胸に触れる。
舌が乳首をなぞり、じわじわと湿り気が肌に染みていく。
そのたびに、こよみの身体の奥で、微かなざわめきが生まれていた。
「……まだ膨らんでもないくせに、感じるんだな」
その言葉に、まぶたが一度だけ震える。
でも、表情は動かない。
舌が、乳首を捉えて転がす。
ぬるりとした感触。唇が吸い、歯が少しだけ触れた。
「……ん」
漏れたのは、息か声かわからないものだった。
本人ですら、自分の反応に気づいていないようだった。
もう片方の胸に唇が移る。
吸われ、舐められ、指先で撫でられる。
胸元にだけ熱が帯びていく。
こよみの呼吸が浅くなる。
でも、目は閉じたまま。
何も感じていないような顔をしていた。
音と熱と手のひらの重さだけが、
静かな部屋の中に、ただ確かに存在していた。
孝幸の口が胸を離れる。
唇に残った湿りを拭うこともなく、そのままこよみの腹部へと手を伸ばす。
目を閉じたままのこよみは、ただ、息を整えるように小さく呼吸していた。
指が、パジャマのウエストにかかる。
布の重みが腰をすべっていく。
下着ごとまとめて、ゆっくりと、確実に下ろされた。
こよみの脚は揃ったままだった。
抵抗も、拒みもない。
何度も同じように脱がされてきたことだった。
腰、尻、太腿へと布が下がっていく。
足首に引っかかると、孝幸は無言のまま、片手でズボンをくぐらせて脱がせきった。
パジャマの上だけが、こよみの身体に残っていた。
脚に手がかかる。
膝の内側から、ゆっくりと押し広げられる。
開かれる脚。
さらされた股。
冷えた空気が、ゆっくりと間に入り込む。
こよみのまぶたがわずかに震え、呼吸が一つ浅くなった。
舌が乳首をなぞり、じわじわと湿り気が肌に染みていく。
そのたびに、こよみの身体の奥で、微かなざわめきが生まれていた。
「……まだ膨らんでもないくせに、感じるんだな」
その言葉に、まぶたが一度だけ震える。
でも、表情は動かない。
舌が、乳首を捉えて転がす。
ぬるりとした感触。唇が吸い、歯が少しだけ触れた。
「……ん」
漏れたのは、息か声かわからないものだった。
本人ですら、自分の反応に気づいていないようだった。
もう片方の胸に唇が移る。
吸われ、舐められ、指先で撫でられる。
胸元にだけ熱が帯びていく。
こよみの呼吸が浅くなる。
でも、目は閉じたまま。
何も感じていないような顔をしていた。
音と熱と手のひらの重さだけが、
静かな部屋の中に、ただ確かに存在していた。
孝幸の口が胸を離れる。
唇に残った湿りを拭うこともなく、そのままこよみの腹部へと手を伸ばす。
目を閉じたままのこよみは、ただ、息を整えるように小さく呼吸していた。
指が、パジャマのウエストにかかる。
布の重みが腰をすべっていく。
下着ごとまとめて、ゆっくりと、確実に下ろされた。
こよみの脚は揃ったままだった。
抵抗も、拒みもない。
何度も同じように脱がされてきたことだった。
腰、尻、太腿へと布が下がっていく。
足首に引っかかると、孝幸は無言のまま、片手でズボンをくぐらせて脱がせきった。
パジャマの上だけが、こよみの身体に残っていた。
脚に手がかかる。
膝の内側から、ゆっくりと押し広げられる。
開かれる脚。
さらされた股。
冷えた空気が、ゆっくりと間に入り込む。
こよみのまぶたがわずかに震え、呼吸が一つ浅くなった。

